PR
スポンサーリンク

外国語は一対一では訳せない toki pona(トキポナ)で思う

コラム
スポンサーリンク

mi kama sona e toki ante. mi wile jo e nimi pi toki ante kepeken nimi pi mi toki.
taso, mi nimi wan jo ala e nimi ante wan.
mi wile sona ni. mi sona “Toki Pona”.
nimi pana e sona suli.jan ken ala pana wan pi toki ante wan.

人工言語toki pona(トキポナ)を学んでみました

人工言語といえばエスペラントが有名です。個人的な印象は、イタリア語のようなきれいな音節がまるで自然言語のようでした。トキポナも同じく人工言語ですが、文法と単語のシンプルさはエスペラント以上です。

ただ、実験的な姿勢がある(と私は思っている)ためトキポナの実用性は「高くない」と言わざるを得ません。実際、エスペラントの話者は数百万人ともいわれる一方でトキポナの話者は数千人いるかどうかのようです。なぜこんなマイナーな言語に興味を持ったのか笑

それは、自分の中でちょっとした実験をやってみたかったからです。

言語は一対一対応していないことを実感してみたい

例えば日本語は雨に関する語彙が豊富です。霧雨、豪雨、小雨、狐の嫁入り、五月雨etc.
雨が少ない国の言語では、きっと雨に関する語彙は少ないことと思います。文化により、特定ジャンルの語彙が豊富なのは生活と言語が密接にかかわっているからでしょう。

雨が降っている。雪が降っている 。水が降っている。
全て telo li tawa lon。
細かい解釈は受け手次第という点でSNSのスタンプのようなおもしろさを感じます。また、逆にそこにプリミティブな言語そのもののような要素も感じます。人類が言語を使い始めたころはこういう意思疎通の感覚だったのかな、という。

他の言語を習得する時、つい知っている言語に一対一で対応した表現を探してしまいます。
しかし実際には
言語同士は一対一で対応するものではありません。それを実感してみるためにtoki ponaという人工言語を学んでみました。
単語数が140ほどしかないため一つの単語が持つ意味が広く、頭で考えた日本語と一対一で変換はできません。

このマーカー部をtoki ponaにしてみたのが冒頭の文章です。辞書やオンライン翻訳も使いつつ自分なりに訳してみましたが、トキポナ初学者のためこれは正しいとは限りません(ごめんなさい笑)。
それにしてもあるもんですね、オンライン翻訳。

コメント

タイトルとURLをコピーしました