VBA 高速化のために　- 時間を計測する

VBAはじめ、手続き型言語というのはデータの先頭から最後のデータまでループを繰り返しながら処理します。そのためデータ数に応じてレスポンスが悪くなることが避けられません。
高速化のためには時間の計測をすることが第一歩です。まずは時間計測の方法を紹介します。

ソースコード

Option Explicit

Sub test_proc()
    Dim startTime As Double
    Dim endTime As Double
    Dim responceTime As Double
    
    startTime = Timer
    
    'メイン処理
    Dim i As Long: i = 1
    Do Until Cells(i, "A").Value = ""
        i = i + 1
    Loop
    
    endTime = Timer
    responceTime = endTime - startTime
    
    MsgBox (responceTime & "秒")
End Sub

時間計測を実行してみる

今回、（内容に特に意味はないのですが）150行ほどのデータを上から下まで読んでみるコードで速度を計測してみます。

結果が測定できました。