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量を楽しむならデジタル 質を楽しむならアナログ

コラム
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デジタルと同じくらいアナログが好きです。例えばコンピュータと同じくらい文房具も好きだったり。
またAIでの画像作成の黎明期は技術的興味と驚異の効率の点でAI画像に興味がありましたが、今は手で描く絵の唯一性が以前にも増して好きになったり。

今回は書籍を例に、このようなおもしろさについて紹介します。

コスパだけでは語れない 紙の書籍

最初に紹介するのは「本なら売るほど」というマンガです。古本屋さんの物語です。

自分も書籍は好きなほうだと思いますが、特に技術書の場合は「情報のため、リファレンスのため」という読み方をしているので感情とともに読むことはあまりありません。
ましてや新書でなく古書なら、青空文庫のアプリの方が紙媒体よりも合理的かもしれません。少なくともコスパ的には最強です。

しかし、例えば音楽でしょうか。
中高生くらいの頃に聞いていた音楽を聴くと、音楽や歌詞だけでなく当時の懐かしい思い出や感情が沸いてきます。
そのような作用はおそらくデジタルよりもアナログが優れていると思います。

そう思えるものが紙の本、それも古本だということをこのマンガで感じました。
2巻の帯にある「本にはまだ役割がある。そう思わせる出会いがある。」という紹介文がなんとも魅力的です。
同じく2巻の中から印象的だった言葉を紹介します。

”今どきは希少本もネットで探せば簡単に見つかりますが
 自分の足で歩き自分の目で見つける
 この体験を手放す気になれなくてね”

ネットで探しても見つからない そんな一期一会 自費出版

続けて紹介する書籍は、校正の書籍です。
校正とか校正記号という用語自体は、その道に縁がない人でも聞いたことはあるのではないでしょうか。
書籍の作成プロセスもデジタル化が進んだ現在、今でもこれに関わっている人は激減しているはずで、ましてやその校正のしかたを書籍にしてどのくらい販売が見込めるというのでしょうか。
例えば、で紹介しましたが、この本に限りません。ともあれこういう尖った書籍、大好きです(笑)。

実はこの書籍、Amazonなどでは売っていないし、大型書店に行ったところで手には入りません。
先ほど紹介した言葉とは逆説的ですが、ネットで見つかる程度の希少本ではないからです。
商業出版ではなく個人出版なので、それを扱った書店でしか手に入らないし、縁がなければその書店ですら出会うことはできません。

最後に、そんな一期一会を感じる尖った書店、有隣堂の紹介です。

一期一会を体験できる書店 有隣堂

公式のホームページよりも魅力が伝わる公式Youtubeはこちら
最近(2026/1現在)では、大阪うめきたにグラングリーン大阪店がオープンしています。

ZINE(マガジンの「ジン」)という棚には、本が好きな店員さんが目利きした個人出版の書籍が並んでいます。
発行部数の少ない個人出版なので、一度見かけたものにまた出会える可能性は低いです。

この一期一会が、上で紹介したセリフ「自分の足で歩き自分の目で見つける体験」ともいえるもので、今どきよく言われるタイパ(タイムパフォーマンス)とは逆の楽しさがあります。

まとめ

タイパ、フレームワークなど効率的に処理する概念はデジタルの王道です。
デジタルを量を楽しむ方法と呼ぶとしたら、アナログは質を楽しむ方法と言えます。
そんな出会いのきっかけになる、例えばの書店、例えばの一冊、その気持ちを言い表してくれたあれこれの紹介でした。

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